倒産のシグナルを、帝国データバンクの書籍から学ぶ!! 毎日22社が倒産、他人事でない…!?

倒産の前兆

会社が倒産する前兆について書いてくれている記事を見かけました。自分の勤めてる会社でも、取引先の会社でも倒産するなんてストレスMAXな話で、ちょっと読んでおきたい記事です。

■「潰れる会社」の社長、社員にはこんな「共通点」があった あなたの会社、いくつ当てはまる?:https://news.livedoor.com/article/detail/17022234/

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倒産する会社には「人」に共通点がある?

記事によると、企業信用調査の最大手「帝国データバンク」さんによる『倒産の前兆』という本から、倒産する会社の社長さんや社員さんの「共通点」を挙げているようです。

社長の傾向

  1. 数字に弱い
  2. 言動が派手で、大きい話が大好きである
  3. 人情味に厚い
  4. 明確な経営理念やポリシーがない
  5. リーダーシップ、指導力に欠ける
  6. 業界動向に疎く、商品知識に欠けている
  7. 私生活において、よからぬ噂がある
  8. 社長以外の実権者が存在する

親分肌でどんぶり勘定、って感じでしょうか? 確かに近頃の目まぐるしい世の中では会社のかじ取りは難しそうです。

「人情味に厚い」という項目が意外に思えることについて、記事でも取り上げています。

これは一見いいことのように思えるが、経営者は、ときには不採算部署の整理や社員のリストラの必要性に迫られる。人情味に厚いことが災いして経営改革への着手が遅れ、倒産に至ることもあるのだ。

たしかに「倒産しない」ってことをメインに考えるなら、その通りですよね。リストラされる側になると、ちょっと複雑な気持ちになりますけど・・・。

リストラせざるを得ないときでも、再就職の世話をしっかり見てくれるような「人情味の厚さ」はほしいなと思ったりしますが。

社員の傾向

  1. 挨拶、応対ができず、言葉遣いが乱れている
  2. 服装が乱れている、あるいは職場にふさわしくない
  3. 担当者が頻繁に代わる
  4. 従業員の増減が激しい、あるいは退職者の補充が追いついていない状況が続いている
  5. 自社の悪口や愚痴を言う社員が多い
  6. 会社の雰囲気が悪い

「会社の雰囲気が悪い」っていうのは、1~5をまとめたら『自然にそうなるだろ』って思っちゃいますが、大切なトコロなんでしょうね。

会社の雰囲気が悪いのを放置してる社長さんがいるってことにもなりますし。取引先に行っても、挨拶・応対が悪い会社は、そもそも社内の雰囲気が悪かったりします。

でも、その中にいて、自分で気づけるかなー?

これが「当たり前」と思ってたら、気づけないかもしれませんね。そういう意味では、「会社にいてストレスがたまる」かどうかってことは、大事なアンテナかもしれません。

やっぱり、会社も「人」の集まりで、「人」が良くないと倒産しちゃいますよって話に聞こえてきますね。

一社員や外側からでも気づける「倒産のシグナル」

記事では、大きく2つの「倒産のシグナル」を教えてくれています。

倒産のシグナル1:幹部社員の退職

ひとつは『幹部社員の退職』でした。役員さんや、営業部長・経理部長さんを例に挙げてますが、確かに営業や経理は数字をしっかりつかんでますし、突然退職されたりしたら、怪しいと思った方が良さそうです。

もし、自社の幹部社員が定年でもないのに退職したり、取引先の幹部社員が退職したという情報が入ってきたりしたら、気をつけたほうがいいかもしれない。

倒産のシグナル2:社外からの問い合わせ

もうひとつは『社外からの問い合わせ』でした。

たとえば、たまたま出た電話が銀行からの督促の電話だったとか、「入金されていない」という取引先からの電話だったといった話は、実際、倒産した企業の社員からよく聞く話だ。社長から居留守を使うよう命じられていたという社員も少なくない。これに給料の遅配が重なったら、いよいよ危ない。

それは危ない(笑)

倒産件数は10年連続減少中。ただ、全国では毎日22社が倒産してる!

ちょっと気になりましたので、日本全国の倒産件数を調べてみました。

平成30年度(2018年度)で、8111社が倒産していました。ただ、10年連続で倒産件数が減少中ってことで、まあ、それは結構な話です。

とは言え、1年365日にならすと1日22社も倒産してるんですねー。

■全国企業倒産状況:http://www.tsr-net.co.jp/news/status/year/2018.html

多いのか少ないのか、ピンとこないところもあって、そもそも日本全国で企業がどのくらいあるのかな? と思いますと、420万社ほどあるそうです。

おう、、、そんなにあるのか。

■中小企業庁 中小企業白書:https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/chushoKigyouZentai9wari.pdf

420万社のうちの8111社ですから、毎年0.2%ほどの会社が倒産してるって感じでしょうか。

まあ、そんなに多いとは言えないような気もします。

倒産の前兆 30社の悲劇に学ぶ失敗の法則

記事の元になってるという帝国データバンクの『倒産の前兆 30社の悲劇に学ぶ失敗の法則』をチラッと調べてみました。

2019年8月7日発売だそうで、まだ書評らしい書評は見つけられませんでしたが、内容はきになります。

100年以上、企業倒産の現場を分析し続けて、わかったことがある。それは、成功には決まったパターンが存在しないが、失敗には「公式」がある、ということだー1900年創業の国内最大級の企業情報データベースを持つ最大手の信用調査会社、帝国データバンクだから導き出すことができた、経営者が陥りがちな「企業破綻の8つの公式」とは?

野村監督も『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』って言ってましたもんね。

成功した会社の評伝とか、成功した社長さんのインタビューはワクワクして面白いですが、「なかなかマネできることじゃないよねー」という感想を持ちがちなのに納得しました。

自分が勤めてる会社で『倒産のシグナル』が出てたら、逃げるのが一番のようです。

転職は転職でストレスですけどねー。