肉類はセロトニンを増やす食べ物のひとつ!リラックスさせてくれる働きも

セロトニンを増やす肉類を積極的に

セロトニンは人間の脳内で働く神経伝達物質で、精神の安定や、睡眠、体温調整津などに大きく作用しています。

うつ病の方では、セロトニンが脳内で不足していることが知られており、精神を安定させ心を明るく前向きにしてくれるセロトニンの働きから「幸せホルモン」と呼ばれることもある物質です。

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セロトニンはストレスから受けるダメージを和らげてくれる

肉類に豊富なトリプトファン

私たちの身体や精神がストレスに遭遇したとき、脳の中ではセロトニンの濃度を上昇させたり、低下を防ぐことで、ストレスから受けるダメージを和らげる働きをしていることが研究から分かっています。

大小さまざまなストレスにさらされることの多い環境に生きる現代人は、セロトニンが不足しがちと言われており、脳内でのセロトニンの分泌を増やすことは、明るく健康に生活するのに、とても大切なことです。

肉類にはセロトニンの材料トリプトファンが多く含まれている!

肉類の幸せ物質

セロトニンは、血管から脳の中に直接入ることができない物質です。人間の身体は大切な脳を守るため、脳の中に入っていける物質は限られており、関所のようなところで止められてしまうのです。

脳の中で働くセロトニンは、脳の中の松果体というところで合成され、脳の広い範囲に行きわたるように分泌されています。

その合成の元に物質がトリプトファンという物質で、トリプトファンは食べ物やサプリから摂取しなくてはいけません。

肉類に多く含まれるトリプトファンは「必須アミノ酸」のひとつ!

セロトニンは私たちが健康に生きていくために必ず必要な物質で、その材料となるトリプトファンもまた不可欠の物質であるため「必須アミノ酸」と呼ばれる9つのアミノ酸のひとつに数えられている、重要な物質です。

そのトリプトファンを多く含む食べ物のひとつに肉類があります。牛・豚・鶏などの肉類には豊富なトリプトファンが含まれており、バランスよく積極的に食べることでセロトニンの分泌を増やし、私たちの心を明るく穏やかで活動的に保つ働きをしてくれます。

牛肉に含まれるトリプトファン

牛肉を食べてセロトニンを増やす

牛肉では赤身肉やレバーなどに100gあたり約290~360mgのトリプトファンが含まれています。また牛肉には良質なたんぱく質と鉄分、亜鉛などのミネラル成分が豊富に含まれており、貧血や風邪の予防、味覚障害の改善などが期待できます。

豚肉に含まれるトリプトファン

豚肉を食べてセロトニンを増やす

豚肉にはロース・もも肉・レバーなどの100gあたり約280~400mgのトリプトファンが含まれています。また、豚肉は肉類の中ではダントツにビタミンB1を多く含んでおり、ストレスの緩和・疲労回復・風邪の予防などに効果があります。悪玉コレステロールを下げるオレイン酸ステアリン酸、神経や皮膚を正常に保つナイアシンなどの物質も豊富に含まれます。

鶏肉に含まれるトリプトファン

鶏肉を食べてセロトニンを増やす

鶏肉ではむね肉・もも肉などに100gあたり290~490mgのトリプトファンが含まれています。むね肉ともも肉では、むね肉の方が多く含む傾向があります。

鶏のむね肉は、鳥が羽根を羽ばたかせ続ける筋肉がギュッと詰まっており、たとえば渡り鳥などが長い間飛び続けることが出来るように、疲労回復に効果のあるイミダペプチドという物質が多く含まれていることも知られています。

クジラ・マトン・ラム・鴨・シカ肉など

肉類を食べてセロトニンを増やす

クジラや羊(マトン・ラム)、鴨やシカ肉などにも、豊富なトリプトファンが含まれています。クジラでは100gあたり約280mg、マトン・ラムで約360mg、鴨で300mgと、牛・豚・鶏と比べても遜色のないトリプトファンが含まれていると言えます。

肉類から得られる「幸せ物質」はセロトニンだけじゃない!?

セロトニンを増やす肉類を積極的に食べよう

肉類に含まれている脂肪分には、脳内で「アナンダマイド」という物質に変わる「アラキドン酸」という物質が含まれています。アナンダマイドは脳内で働いて幸福感高揚感を得られることが知られており『至福物質』とも呼ばれています。

アナンダマイドの材料となる「アラキドン酸」は植物油にはほとんど含まれておらず、脂肪を適度に含んだ肉類を食べて摂取する必要がある物質です。

アナンダマイドには、リラックス効果記憶力増進など、私たちの身体や心にさまざまに良い働きをしていると考えられている物質です。

気持ちを安定させて、睡眠・覚醒のリズムを整える働きもあるセロトニンという物質が、人間の脳の中で働いています。 セロトニンを増やすとス...