オフィスでパソコンを使うデスクワークが仕事の中心という方では、右の肩だけがこるという方がいらっしゃいます。右肩だけが痛かったり、こったりする原因はマウスがあってないからかもしれません。
肩や手首に負担が少ないマウスについて調べてみました。
マウスの負担がたまると右肩の痛みの原因に!?
デスクワークでパソコンを一日中さわっているという方には、マウスは一日のうちで最も長い間、手に触れています。長い時間さわるものですからこそ、疲れにくいものであるのに越したことはないのですが、マウスで疲れる原因ってどんなものなのでしょう?
手首の「ひねり」が右側の肩こりに
一般的なマウスは、手を上から重ねて使うタイプがほとんどですよね。この状態、実は手首をひねっている状態になります。自然な状態な手は、手のひらがやや内向いています。
この「手首のひねり」が長時間続くと、手首に負担がかかりますし、ひじから肩へも疲れがたまっていきます。すると、マウスを使う右側の肩だけが痛くなったり、右側だけが肩こりになったりします。
左利きの方でも、マウスは右手で使うという方が多く、利き手に関係なく右側の肩だけこるというときには、マウスを疑ってみてください。
手首をひねらずに使えるマウス
一般的なマウスだと、どうしても手首をひねらざるを得ないのですが、手首が自然な角度のままで握れるマウスがあります。
横から軽く手を添えて使う設計になっていて、手首のひねりを軽減してくれています。マウスに手を添えたとき、指があ右クリックボタン・左クリックボタンの位置に自然とくるので、長時間使用しても手首に負担がかかりません。
いわゆる「人間工学に基づいて」設計されていて、使い心地に慣れるまで少し違和感がありますが、早い人だと10分も使えば慣れてしまいます。
右側の肩だけ痛い・こる、とお悩みの方は、一度、試してみる価値はあると思います。デスクワークメインの仕事だと一日中使うのがマウスですから、できるだけ負担がかからないタイプのものにすることで、快適に仕事ができるようになりますよ。
右の肩こりが病気の前兆のことも!?
ところで、肩こりっていうのは、筋肉が無意識で緊張状態になって自分ではゆるめられなくなった状態です。その緊張状態の原因がマウスなら、自分にあったマウスに買いかえれば症状は改善します。
ただ、まれに「内臓の疲れ」が原因となって右肩の肩こりとなって現れることがあります。特に左右ともではなくて右肩だけが痛いと言う場合には、身体の右側にある内臓、肝臓や胆のうの不調と関係がある場合があることが分かっています。
肝臓の状態が良くない時には、肝臓の上にある横隔膜を伝わって、右肩の動きが枠留なって、右側だけの肩こりということが起きます。
病気とまではいかなくても、肝臓や胆のうの働きが弱まっていたりすると、病気の前兆と言える場合もあります。
その他に、肝臓の働きが落ちているサインとしては『睡眠不足』『疲労感が抜けない』『食欲が落ちた』などがあります。右の肩こりや、右肩だけ痛いということに加えて、これらの症状が気になるなら、一度、病院に受診してみるのもいいかもしれません。
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