脳内にあって「しあわせ物質」とも「しあわせホルモン」とも呼ばれるセロトニンという物質があります。
精神の安定や心の安定に深く関係しているホルモンだそうです。
脳内でセロトニンが分泌されることで、覚醒状態=頭がクリアになることと、精神が安定してストレスにも強くなることで知られているようです。
普通に暮らしていても分泌されているセロトニンですが、スマホやパソコンなど現代になって登場した新しい刺激で、うまく分泌されないことがあるようです。
そこで「リズム運動」がセロトニンの分泌を促す、という記事を見かけました。
■良い睡眠を取るために必要不可欠なホルモンメラトニンとセロトニンを上手に分泌させて良い睡眠を
ガムを噛むのも「リズム運動」!?
記事の中で気になったのは『ガムを噛む』ことも「リズム運動」の中に入っていたことです。
確かに、ガムを噛むときはリズミカルです。
この記事ではおすすめのリズム運動としてウォーキング推しのようで、朝20分程度のウォーキングで、朝のセロトニン分泌が夜の睡眠の質アップというような内容でした。
でも、ガムを噛む方が、正直、お手軽です。
どういうことなのか、少し調べてみたところ、セロトニンの分泌のためにハッキリとガムを噛むことをオススメしている記事を見つけました。
■すぐできる脳内改革! 噛むことでストレスフリーになる!?
記事によりますと、ガムを噛むことの効果は実験で実証されているとのこと!
私たちが行った20分間ガムを噛む実験でも、被験者のセロトニンの分泌が上昇し、緊張・不安および抑うつといったネガティブな気分尺度が改善されました。
ガムを噛むって味を楽しんだり、なんとなく口がさみしいときのものって印象だったのですが、心の安定に効果があることが、脳内物質の分泌で証明されていたとは驚きです。
そういえばメジャーリーガーがガムを噛みながら打席に立ってたりしてますが、脳をクリアにして集中するのには、理にかなってるんですねー。
記事の中でもうひとつ「そうなのかー!」と思ったのは次の部分です。
どのリズム運動でも、効果的な継続時間があり、運動を始めて5分くらいからセロトニン濃度が高まり、20〜30分でピークに達し、その状態は2時間ほど続きます。
ガムを噛むにしても5分は噛みたいってことですね。
で、だいたい20分くらいはガムを噛み続けると、より効果がありますよ! ってことなんだと思います。
あと大事なことだと思いますが、『嫌々やっても、効果は期待できません』とハッキリ仰っていて、好きな味のガムとか、楽しんで出来ることにしたいですね。
ガムを噛んでメンタル強化!?
ザーッと調べていると、ガムを噛むことがメンタルの強化にも役立つという記事にも出会いました。
■「リズム運動」でメンタル強化を
記事によりますと、メンタル強化って『考え方』じゃなくて、『脳内物質』の問題だってことが最近分かってきたそうです!
メンタル強化というと、従来は「前向きに考えよう」とか「プラス思考をしよう」といった観念的な提案が大半でした。しかし最近は、脳の活動に関する研究が進み、私たちのメンタル面には脳内の神経伝達物質が大きな影響を及ぼしていることがわかってきています。
なんと! そういうことなら、修行的なものとか、マインドセットとか、なんかの講座とか受けるより、科学的な感じがします!
そのメンタル強化に役立つ『脳内物質』の代表的なモノのひとつがセロトニンなんだそうです。
セロトニン神経系の機能が低下すると、不安や鬱屈した気持ちが強くなり、イライラして怒りの感情が大きくなることが知られています
ただ、セロトニンの分泌は10歳がピークで加齢でだんだん衰えてくるんだとか!
セロトニンは、一般に10歳代をピークにして加齢により少しずつ減少し、機能も低下するので、それだけストレスの影響を受けやすくなってきます。したがって、セロトニンを活性化して機能を高めることが、ストレスに負けないメンタリティの強化につながるといえます。
たしかに子どもはいつも幸せそうですし、歳がいくと怒りっぽくなるイメージがあります。ステレオタイプなイメージで、みんながみんなそうではないと思いますけどね。
ただ、それだけに年齢とともに、セロトニンの分泌を活発にするよう生活の中に工夫を入れていくことが、ストレスの多い現代社会を快適に過ごすコツなのかもしれません。
そして、この記事の中でも「ガムを噛む」ことで、セロトニンの分泌が促されると仰ってますし、やはり20分という目安の時間が登場します。
リズム運動でもっとも手軽なのは、咀嚼、つまり噛むこと。たとえば、ガムを噛むという簡単な行為でも、20分程度続けていると、脳内セロトニン濃度が高くなるのです。
疲労感にも大きく関係している「セロトニン」
ガムがセロトニン分泌に役立つかどうか調べていたら、セロトニンが「疲労感」にも密接に関係しているという記事を見つけました。
■「疲労物質=乳酸」はもう古い|「疲れ」はどこから来るのか
疲労感と脳内の「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質の枯渇は密接に関係しているとされます。
記事によりますと、脳内でセロトニンがなくなると疲労感を感じやすくなるとのことです。
やっぱり、メンタルにしても疲れにしても、脳の働きが順調であることが大切なんですね。
さらに、ガムを噛むことが奇跡の効果! とまで仰っている記事も見つけました。
■奇跡のガム効果を知らないなんてもったいない!
ガムを噛むと、ストレス軽減やダイエット効果があります。口内には脳や体につながる重要な神経が数多く通っており、噛むことで恐怖や不安などをつかさどる扁桃体の活動が抑えられ、副交感神経も活発になってストレスを感じにくくなります。
口の中に、脳や身体につながる重要な神経が数多く通っている、という説明は、なんだか納得してしまいますね。
ガム、これから毎日20分くらい噛んでみようと思いました。
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