ウォーキングが続けられない!? 歩くのがつらいときには? 続けられるコツとメリットまとめ

歩くのがつらくてウォーキングが続けられない

健康診断やお医者さんにウォーキングを勧められたけど、なかなか続けることが出来ないとお悩みの方がいらっしゃいます。身体や心の調子を整えるのにいいことは分かっているんだけど・・・、そもそも歩くことがつらかったり、歩くことが楽しくないと続けられませんよね。

この記事では、そんな「歩くのがつらい」「ウォーキングを続けられない」というお悩みへの対策と解消方法についてまとめています。

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ウォーキングのメリットって? 漠然とした理由では続けにくい!?

この記事をお読みの方は、「ウォーキングを続けられない」とお悩みですので、「できたらウォーキングを続けたい」とお考えのことと思います。

まずは、ウォーキングで得られるメリットってどんなものがあるんでしょう? 漠然と「体にいいらしい」という理由では、逆に続けにくい原因になることもあります。

ウォーキングのメリット

生活習慣病の予防

ウォーキングには生活習慣病の予防に効果があります。肥満高血圧動脈硬化糖尿病などですね。生活習慣病は読んで字のごとく、生活習慣を改善することで避けることのできる病気です。

運動は食事と並んで、適切な状態に保つようコントロールすることで、生活習慣病の予防になります。ウォーキングはその有用な方法のひとつになります。

生活習慣病は一度なってしまうと、長い間つきあい続けることになってしまいます。日々の習慣で避けられるなら、それに越したことはありません。

ウォーキングが生活習慣病の予防になる理由は、ウォーキングによって『血流が良くなる』ことが最も大きな理由です。

血流が良くなることで、心肺機能が活性化し、体の中の老廃物を体の外に出す働きが活発になり、末端の細胞までイキイキした状態を保てるようになります。

また、歩き始めて10分から20分すると、体の中のブドウ糖が消費され始めます。ブドウ糖の消費は糖尿病の予防に効果的で、さらに続けることで中性脂肪も消費され始め、動脈硬化・高脂血症の予防になります。

生活習慣病の予防

自律神経の働きが整う

自律神経は呼吸や胃や腸などの内臓の働き、血行、汗による体温調節など人間の身体のうち『意識しなくても動いている働き』をコントロールしています。そのほか睡眠なども自律神経の働きによってもたらされます。

つまり自律神経の働きは、生命維持に必要な働きをしていることになります。ところが、現代社会ではエアコンや食生活、スマホ、パソコンなど便利だけど自律神経の働きを乱すものが、人の周りを取り囲んでいます。

ウォーキングによって汗をかくことで、自律神経の働きを整える作用があります。汗をかくことは、自律神経の働きのうち重要なものですが、エアコンなど快適な温度で過ごすことが多いと、徐々に、汗をかく力が衰えてくるのです。

うっすら汗ばむ程度で良いので、日々のウォーキングによって発汗する力を維持することは、自律神経の働きを整えてくれます。

自律神経の働きが乱れると、疲れやすくなったり、食欲不振、頭痛、めまいなどの原因になります。こうなると、かえってウォーキングなど運動することが億劫になってしまいますので、その前に対処しておきたいものです。

また、自律神経が正しく働いてくれていることで、日々の生活がかなり快適になることは間違いありません。

気持ちが落ち着く

研究によって、継続的なウォーキングはストレスに対する耐性を高めることが分かっています。また、継続的なウォーキングはセロトニンの分泌を活性化させ精神状態を安定させる働きがあることが分かっています。

脳内にあって「しあわせ物質」とも「しあわせホルモン」とも呼ばれるセロトニンという物質があります。 精神の安定や心の安定に深く関係して...

また、気持ちを前向きにしてくれるドーパミンや、高揚感や幸福感を感じるβエンドルフィンという物質も、継続的なウォーキングによって多く分泌されるようになることが分かっています。

これらの働きによって、うつ病の発生率が下がる気持ちが落ち着いて過ごせるようになるイライラしなくなる頭が整理されて集中力が高まりやすくなる、などの効果があることが分かっています。

ウォーキングによるメリットを知っておこう!!

ウォーキングのメリット

ウォーキングを続けることによって得られるメリットはその他にもありますが、大きくはこの3つと言えます。

生活習慣病が予防できる自律神経が整い快適に過ごせる(体の調子)ストレスへの耐性が高まり気持ちが落ち着いて過ごせる(心の調子)

生活習慣病の予防は、結局、病気にかからなかったという結果になると効果を感じにくいかもしれませんが、体の調子と心の調子が良くなって、その状態を維持できる効果は、自分で感じるこができます。

今のところ、特別な疾患を持っているのでなければ、ウォーキングが体と心に悪影響があったという研究結果はありません。「自分には向いていない」と決めつけずに、ウォーキングに取り組んでみるには充分な理由ではありませんか?

ウォーキングが続けられない理由って!?

体と心に良い効果があることが分かっていても、やっぱりウォーキングが続けられないという方には、続けらない理由を考えて対処するのがいいでしょう。

ウォーキングのための時間がとれない

忙しい現役世代にはこの理由が一番ではないかと思います。忙しい毎日を過ごしていると、自分の身体のための時間をとるのは難しいという方も多いかと思います。

時間がとれないと考えられている場合は、まずは「ウォーキングは毎日やるもの」と考えるのを、一旦、やめてみることが良いかもしれません。ウォーキング出来ない日が続いてしまうと、「やっぱり出来ない」という気持ちになって、ウォーキングに取り組もうという気持ち自体が萎えてしまいます。

「出来る時にやる」という心構えで大きく構えて、週に2日でも1日でもウォーキング出来たら、「今週は5日も出来なかった」と考えるより、「今週はウォーキングが出来た!」と考える方が楽しくウォーキングできます。

その上で、ウォーキングのための時間をつくる工夫としては、『ウォーキングは出勤前の朝にする』という方法と、『電車を1駅はやく降りて歩く』という方法がおすすめです。

朝のウォーキングは、朝日を浴びることで覚醒物質セロトニンの分泌を促し、スッキリとした目覚めを得られる体になるのにも有効です。

精神の安定に大きく作用している、「幸せ物質」とか「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンですが、太陽の光を浴びると脳内に分泌されるそうです。 ...

最初は早起きがつらいかもしれませんが、1週間もすれば慣れてしまいます。朝日にはそれだけ、体をスッキリさせる効果がありますよ。

また、電車を1駅はやく降りて、1駅分歩くという方法は日常の中に取り入れやすく、「いきなり早起きするのは、ちょっと・・・」という方も取り組みやすい方法です。それで、ウォーキングの効果を体感出来たら、朝のウォーキングに取り組んでみるのがいいかもしれません。

一駅歩く

生活習慣を急に変えることが逆にストレスの元になってしまっては元も子もないので、徐々に変えていく、という方法をとるのが良いかもしれませんね。

ウォーキングの効果が感じにくい

ウォーキングの効果は1日2日で感じられるものではありません。継続することで感じられるものがほとんどです。だいたい最初に「おっ!? ちょっと調子よくなったかな!?」と感じられるのは個人差がありますが1週間から10日はかかると思います。

歩くことがつらいときには?

ひとつには、目的地を心の中で決めて、好きな景色やお店など自分へのごほうびを設定してみることで、自分の目先を変えてみる方法は、ウォーキングを継続するモチベーションを維持する方法になります。

また、単純な方法ですが歩数計やスマートウォッチなどを使って、自分のウォーキングを数値化して眺めることが出来るようにすることで、ウォーキングを継続する楽しみをつくることが出来ます。

それらでウォーキングの楽しみをつくることが出来たら、継続するモチベーションになって、継続すると徐々に体と心に効果が表れてきます。

効果的なウォーキングとして「インターバル速歩」と呼ばれる方法があります。全身の持久力をアップして「疲れやすい」といったお悩みに効果的です。...

足腰が痛いなど、歩くこと自体が負担

歩くことで足裏が痛くなる、腰が痛くなる、膝が痛くなるなど、歩くこと自体がつらいという場合には、ウォーキングを続けるのは難しいでしょう。無理して続けると、かえって体を傷めてしまう場合も考えられます。

こういった場合には、ウォーキングを始める前に足腰に筋肉をつけることから考えた方が無難です。

足の筋肉は、心臓から一番遠いところまで来た血液を心臓に押し戻すポンプのような働きもしており、全身の血行にも大きく関わっています。足に筋肉をつけることは、体全体の調子を整えるためにも重要です。

歩くのがつらい

また、高齢者の方では現役時代に車や電車での移動に馴染んでいて、歩く習慣自体がないという方もいらっしゃいます。そうなると、長い間、歩くための筋肉をつかってこなかったので、歩くこと自体が億劫になってしまいます。

ストレッチで足の筋肉をつける

自宅でカンタンに取り組める方法のひとつはストレッチです。最初は少ししか出来なくても、ちょっとずつ量を増やしていってみましょう。

【筋トレ】ふくらはぎの鍛え方

サプリで筋肉の生成をおぎなう

筋肉のもとになる物質はロイシンというアミノ酸であることが分かっています。継続的にロイシンのサプリメントを摂取することは、筋肉の衰えをふぜぎ、筋肉をつけるのに役立ちます。

機器をつかって足の筋肉をつける

腹筋を鍛える機器として有名な「SIXPAD(シックスパッド)」ですが、足裏からふくらはぎの、歩行を支える筋肉を鍛えてくれるSIXPAD Foot Fit(シックスパッド・フット・フィット)」という製品があります。

足をのっけるだけで、毎日つづけやすく、歩くための筋肉を鍛えてくれるので、忙しい現役世代でも、高齢者の方でも取り組みやすいのが特長です。

「SIXPAD Foot Fitの製品レビューにはこのようなものがあり、歩くのがつらい高齢者の方にも効果を発揮しているようです。身体のためにウォーキングをするのに、まずは歩くことが楽しくなる筋肉をつけるということが重要です。

94歳になる父のために購入しました。利用し始めて3週間になりますが車いすからベッドへの移動に介助が必要だったのですが使い始めて3週間で一人で移動が出来るほどになりました。これは凄い!父が言うには大腿部の裏側がのばせるようになったのが大きな変化だそうです。家族の側からいうと高齢の父が筋肉の改善によって「生きようとする力」を得たことが何物にも代えがたいことだと思いました。

「SIXPAD Foot Fit」の製品レビュー

父は昔から歩くのが嫌いです。移動は自転車、車です。なので、年をとり、現在、健康ですが脚がとても細くなりました。母がこのままだといつか歩けなくなると言い、一緒に散歩に誘っても三日坊主でした。そんなとき、私はこちらの商品を購入。すると、一週間しないうちに、今日久しぶりに歩いたら、いつもハァハァ言うくらいの距離がなんともなかったんだとのことでした。継続して3ヶ月になりますが、旅行先でも自ら進んで歩くようになった父。私より父に効果がありました。

「SIXPAD Foot Fit」の製品レビュー

ウォーキングを継続して続けるのには、まず歩くことが楽しくなるのが一番! ということが分かる製品レビューです。

体のために、生活習慣病の予防のために、といった理由も大切ですが、どうせなら「歩くこと自体が楽しみ!」となった方が、気持ちの上でも楽しみが増えていいですよね。そのためには、まず、足の筋肉をつけて快適に歩けるようになるのが近道かもしれません。

歩くことを勧めている書籍がありました!

この記事では、出来るだけ簡潔にまとめてみましたが、より詳しく「歩くことの良いこと」を書いている書籍がありました。

「無料で医者いらず」は魅かれるサブタイトルです。書籍のレビューにはこのようなものも。

わかってはいてもなかなか実践できない事を、改めてどれほど健康に、しいては人生に良い事なのかを書いてあって、歩く励みになります。

病気の9割は歩くだけで治る! 歩行が人生を変える29の理由 書籍レビュー

ウォーキングを始める前、最初の一歩が踏み出せずに悩まれているという方に良さそうな本ですね。

ぜひ、継続的なウォーキングを生活習慣の中に取り入れて、調子のいい体・調子のいい心を手に入れて、疲れ知らずの快適な生活を送りましょう!

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