厚生労働省の『健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~』って!? ところで「厚生」ってなに?

睡眠の指針

疲れをためず、疲労回復のためには「睡眠」が大事、という記事はよく見かけます。

疲れやすく、疲れが抜けにくい身では「睡眠」は気になるところで、チラチラと調べておりますと、厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」というモノを出しているという記事に出くわしました!

■健康づくりのための睡眠指針2014(厚生労働省平成26年3月31日):https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042749.html

「ほうほう」と思って、調べてみました。

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健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~

1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。

  • 1箇条目のわかりやすい解説は⇒コチラ

2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。

3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。

4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。

5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。

6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。

10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。

11.いつもと違う睡眠には、要注意。

12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

睡眠の大切さが良く分かる12箇条です

12箇条、どれももっともな話です。

良い睡眠のための方法というよりは、睡眠の大切さ自体を訴えたいんですね。

居酒屋さんなんかにかかってる「おやじの小言」みたいな感じです。

でも、疲労回復のために睡眠が大切なのは、よく分かりますね。

睡眠の指針

12箇条の、ひとつひとつに解説がある

12箇条のひとつひとつは標語のような感じですが、それぞれに「解説」がついているようなので、順番に読んでいきたいと思います。

長くなっちゃいそうなので、記事を分けてボチボチいきます。

ところで「厚生」ってなんですか?

ふと厚生労働省の「厚生」ってなんなのか、改めて考えると詳しく知らなかったので、調べてみました。

Goo国語辞典さんによると、、、

人々の生活を健康で豊かなものにすること。

だそうです。

意味は分かったのですが、語源はなんだろうと思いまして、もうすこし調べますと、なんと厚生労働省さん自身が「厚生労働省プロフィール」というPDF文書を公開してました。

なんか可愛らしいですね。

■厚生労働省プロフィール:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shigoto/dl/p03.pdf(PDF)

語源は書経にある「正徳利用厚生」が語源だそうで、、、それが分からん、と思って「正徳利用厚生」を調べてみると、詳しく教えてくださる記事を見つけました。

■正徳利用厚生:http://www.prideandhistory.jp/topics/000845.html

記事によりますと、中国の古典『書経・左伝』の一節である「正徳利用厚生」(徳を正し、用を利し、生を厚うする)に由来するそうで、「衣食を十分にし、空腹や寒さに困らないようにし、民の生活を豊かにする」という意味、だそうです。

いや。

ホント。

厚生労働省さんには、コレを頑張っていただきたいですね。

「衣食を十分にし、空腹や寒さに困らないようにし、民の生活を豊かにする」

もちろん、言われなくても頑張ってると思うんですけど。

ちなみに、ずいぶん昔の最初の最初に省が出来る時には「保健社会省」という案もあったんだとか。

枢密院で検討したところ、「四字の省なんてありえない」「一国の省に四つの字はけしからん」という意見が出た。さらに、「保健社会省」には「社会」という文字が含まれている。

当時危険思想とされた「社会主義」を連想させるので好ましくない。「保健社会省」は廃案。

「枢密院」ってところに時代を感じますが、「一国の省に四つの字はけしからん」って意見は、今の時代からすると『へえー』と思う感覚です。

今、四文字ばっかりですもんね、「経済産業省」「国土交通省」「文部科学省」とか。

時代とともに、言葉の感覚って随分変わるもんなんですね。

話をもとに戻して・・・

なんだか、随分、横道に逸れてしまいましたが、「睡眠のための指針12箇条」の解説を1箇条ずつ読んでいこうと思いますー!

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